今日は、お友達Tomokoの結婚式に参加してきました。
お式の詳細はTomokoのブログに事細かに書かれているので、こちらのブログでは私の通訳デビューとPranzoでのお料理メイン(?)で!!
□■お式前■□
11.00からBolognaのComuneで、Matrimonioが行われるので10.40に会場へ。お式のために黒のリボン付の靴を履こうかと思っていたんだけど、肌寒かったのでMercatoで入手したロングブーツで。午後にはPranzoを行う会場で招待客の受付等を担当するので、ドレスは涼しげなものとはいえ、寒さ対策のためにジャケットのポケットには靴用カイロを忍ばせて...(笑。大きさがぴったりなんだもん!!)
会場に行くと、まだ誰も到着しておらず一組前のお式が終了したところ。お部屋の外で待っていると(恐らく旦那様側の親戚と思われるのですが)「花嫁さんですか?」と声をかけられました(笑) 日本人だから間違っちゃったんだと思いますが、花嫁は結婚式の日に一人で会場前で待機しませんよ。あはは。
少々すると新郎・新婦がご両親と共に到着。Tomokoはすごく素敵なお着物を着ています。幸せいっぱいの表情で、見ているだけでこちらまで幸せが突き刺さってくるほどの威力!! 赤ちゃんって純真無垢で見ているだけで周りの人を幸せにするけれども、新郎・新婦もそれに負けない力を持っているな、と実感。
と、そうこうしているうちに、ご招待のお客様達も会場入りが完了。「当日はPassaportoを持ってきてね!」とTomokoに言われていたので、Testimoni(証人)の2人が身分証明書を市の職員に見せながらサインを始めたので、私も!と思いPassaportoを出すと「あなたはいいですよ。」とのお返事が。ということで、Comuneでの結婚式の通訳としての証明は、事前に担当事務所で一度Passaportoのコピーをとられたのみ。(結構簡単な手続きだったわ。)
□■お式!!■□
ということで、いざお式開始!!
通訳としてお式に参加した私は、当初、花嫁の隣でお勤めをするのかと思っていたのですが、祭儀を担当したMaurizio Cevenini氏(Provinca di Bologna(ボローニャ県)のPresidente(県知事に相当))から「あなたはここに来て!」と彼の横(参列者から顔が丸見え!)に位置するようにとの指示が。「あぁ~、ひっそりと隠れていることはできなかったか...」と思いつつ、覚悟を決めCevenini氏の隣に。
で、いざ、本番となると、前職でのプレゼン慣れか、それとも幼少時代のバレエの発表会での舞台慣れか(笑)、Cevenini氏の横に位置しても全く緊張せず。Cevenini氏が儀式を執り行う間、「Tomoko、大丈夫? 分かるよね?」と合図をしながらほぼ微笑んで対応! Registroに関係者(新郎・新婦、Testimoni2人、そして、Cevenini氏)がサインをする際に保証人のお姉さんへ少々通訳。
と、私のお役目もほぼ完了かなぁ、なんて思っていると、Cevenini氏から「あなたもここにサインしてね。」と。ということで、なんと! 私までもが通訳としてサインを!! まさか、書類にサインをするとは思っていなかったので役目の重要さを再認識(って、遅いかな? 笑) そして、お式の最後に、Cevenini氏が新郎・新婦の2人のために、詩を朗読してくださいました。その内容を少々訳して通訳@Matrimonio終了。ふぅ~、大きな混乱もなく終了して本当に良かった♪ それにしても、2人が夫婦として認められた瞬間は感動的だったなぁ~。
□■Pranzo会場へ■□
そして、お式の後は、Pranzo(日本での披露宴に相当するのかな?)を行うAgriturismoへ。新郎・新婦はComuneから車で向かったのですが、その他の招待客は、なんと!! Bolognaの公共機関であるATC(市バス)を貸しきって、車を停めている郊外のSupermercatoまっで移動!! 市バスを貸しきるとは、渋い!! やるな!! Tomoko!! ということで、日本人とイタリア人の招待客の皆さんがバスに乗り込んだかどうかを、ツアーコンダクターのように確認して「揃いましたので出発してください。」とバスの運転手さんに連絡。そして、郊外のSupermercatoからは新郎のお友達の車で、Agriturismo i Salciへ。
□■Pranzo■□
無事、i Salciへ到着し、お客様へ新郎・新婦のプロフィールを書いた素敵な冊子の配布と、日本ではおなじみのポラロイド写真撮りを実施。「お写真を撮らせてもらっても良いですか?」「こちらのペンで新郎・新婦へメッセージをお願いします♪」の繰り返し。なんだか、久々にちょっと働いている充実感を感じつつ、Tomokoの妹さんと「あの人はもうお写真終わったかな?(パタパタ)」と対応しました。
テラスでのAperitivo終了後、レストラン内へ。
移動の際に、Tomokoのお父様が新郎の親戚の皆さんとお近づきになられたいということで、再度、通訳開始! 新郎のお母様に「こちらは私の弟で、新郎の叔父です。」「そしてこちらがその息子と子供の...」と、次々に親戚の方が登場。新郎・新婦の2人の幸せを祝おうとすごく沢山の親戚の皆様が集まられたのだなぁ~、と改めて感動しました。
お席につくと、そこには素敵なネームプレートが。なんと! このネームプレートも新婦Tomokoのお手製!! 日本から可愛いシールなどを持ってきて準備したのだそう。お客様の手配など、色々と忙しい中、こんなに小さなところまで気を配って対応したTomokoは本当にすごいなぁ~、と思います。ほんと、良くやったよ!!
そして、ここからはi Salciでのお料理のご紹介です♪
■Antipasti: Aperitivi e Antipasti caldi e freddi(テラスにてBuffetで)
■Primi piatti: (写真左から)Risotto di stagione, Rosette al forno, Maccheroncini al Torchio salsiccia e funghi
■Secondi piatti: Arrosto di tacchino alle prugne, Straccetti aceto balsamico e grana
■Contorni: Patate al forno, Insalata mista(写真左参照)
Primi, Secondiともに、さっぱりとした味付けで、日本からの招待客の皆様も美味しく召し上がっていた模様。Camerieriの対応も非常にタイミング良く心地よいものでした。
■Dolci: Torta nuziale(ウェディング・ケーキ) e spumante, Buffet con Macedonia, frutta fresca e dolci, Caffè e Liquori
■Acqua e Vini: Lambrusco, Cabernet, Pignoletto, Montuni, Chardonnay
ウェディングケーキはスポンジケーキが台の上に乗せられたすごく可愛らしいもの!! 商業的なケーキではなく、新郎・新婦の暖かい人柄にマッチ。そして、Dolci等の周りに飾られているお花も、Tomokoが着ていたお着物の色にコーディネイトされたもので、新郎・新婦がお客様たちのために心を込めてPranzoを用意したということが伝わる素敵なものでした。
ということで、美味しいお食事を頂いた後は、招待客のみんなでダンスをしたり、新郎からサプライズで新婦へCanzone♪O Sole Mio♪の披露があったりと、Pranzoは結局4時間以上も続きました~(笑。でも、聞いたところによると長い場合は7、8時間する場合もあるそう。ひょぇ~!!) そして、お開きの際には、新郎側のご親族がTomokoのご両親に色々とご挨拶があったのでそれを通訳。イタリアに来て7ヶ月弱。こんな私の語学力でも、Tomokoのご両親と新郎のご親族が分かり合えるお手伝いができたかな、と思うと嬉しくなりました♪
Tomoko&Sposo! 本当にご結婚おめでとう!! 末永くお幸せに☆
おまけ: "CITY"の記事
この日はほんとにいろいろいろいろ何から何までお手伝いしてもらっちゃってほんとにありがとう!!助かりました。両親の突然の要望にも対応してもらったりして申し訳なかったです。でもイタリア語と英語が話せるMariがいてくれたおかげで、私のお客のテーブルの心配を全然しなくてよかったからありがたかったわ~。
まだMariにあげる用の写真のCDを作ってないので(おそっ!)近日中に作ります!でもって、来週からまた学校に戻るのでその時に会いましょう^^
またよろしくね。
書きたいことが沢山あって、ずるずると...(言い訳。)
でも、本当に素敵な一日になって良かった☆
CDも是非ぜひ楽しみにしてるね。
そして、学校にも戻ってくるのね!! 嬉しいぃ~!! また、一緒に頑張ろうね♪